ついにゴール!!! 手元のRun&Walkだと、タイムは5時間55分18秒。いやぁ、長かった。。。。
ただ、疲労感よりも、達成感のほうがすごい。
言うことを聞いてくれなかった脚も、最後は自分からゴールを目指すかのように弾んでいってくれた。
ゴールできた。過去いろいろなチャレンジをしてきたけど、これほどきっついチャレンジはなかったなぁとしみじみ思ったりする。
今日のマラソンには、70以上に見えるお爺ちゃんや、コギャル(って今でも言うの?)や、体格のでかい人や小さい人、視覚障害を持っている方など、いろんな人が走っていた。
完走してみて思う。
マラソンは、人と競うスポーツではない。
同じゴールに向かい、それぞれが持っている目標とともに、同じ方向を見ながら走ること。
ライバルではなく、先輩であったり、応援する対象であったり、すごく面白い。
ひとつの目標を達成し終えて、次は何を?と思うが、少なくとも、今日の時点では「フルマラソンをもう一度」というのはきっつい話だ。。。
追記:
今日実は4回涙が流れた。
1回目は21キロ折り返したあと。理由は分からない。ちょうど、何の感情もないときにポロっと流れた。半分来れたことにホっとしたのか?脚が痛くなり始めたのが悔しかったのか?ただ、そんな感情が全くなく、ひたすら「走る」ことだけを考えたときに涙が流れた。
2回目は、ちょっと恥ずかしいが。。Run&Walkだけでなく、携帯では「もうどうしょうもなくなったときに、リズムで足を動かそう」と思い、いろいろな音楽を用意していた。そして、30キロからイヤホンを装着してその音楽作戦を始めたのだが、そうはいっても、もう限界だと思い始めたときに・・・・ 某アニメソングが流れてきた。娘が好きなアニメで頼まれてダウンロードしておいたものがそのまま入っていたのだが・・・ 感覚が敏感になっているので、限界だと思い始めたとき、その歌詞が耳に、頭に入ってきた。。 「♪もし折れそうなときには、思い出して。まだあなたも知らないチカラがあるはずだから。」というような感じの歌が・・・え?厳しいときにこんな歌を歌われると・・ホロリと。。。アニメソングで涙するとは。。。
3回目は、40キロ地点。10キロの話にも書いたように、いろんな人が独自の応援をしてくれている。40キロにいたのが、ラジカセでガンガンに音楽をかけているお兄さん。流れているのがZARDの「負けないで」、、ご存じ「24時間テレビマラソン」のほぼラストに流れる曲だ。しかも、そこそこ長い歌だと思うけど、ちょうど通るときに聞こえたのが「♪負けないで、ほらそこに、ゴールは近づいている…」・・・うわぁ、24時間の最後みたい。欽ちゃんみたい・・がんばったんだなぁ自分とホロリ。
最後は、走り終わったあと。ゴールしたときは意外にも涙は流れなかった。終わったあとに、息子が熱を出してしまったのでメールでの応援となってしまった奥様に「ついたよ」と電話をしたときに「がんばったね。お疲れさま。」と言われた瞬間にポロポロと。なんか、緊張から解き放たれたのかなぁ。ありがとう。。マラソンは感情を高ぶらせちゃうのだ・・きっと。。。