6月1日にGoogle戦略の本を紹介して、「もしGoogleがテーマパークを作ったら?」というような内容を書きました。プラットフォームとしてのアトラクションや、パークや遊園地間を越えた情報リンクという抽象的なことを考えたわけですが。。
実はその本を買ったとき、もう1冊「デジタルネイティブの時代」というのを買っていたのでその本を読んで思ったことなどをつらつらと。ちなみに、なんでこの2冊だったのかというと、今の仕事を別の視点で見たら?というところでGoogle的視点と、ネイティブ的視点という2つのものを読んでみようと思ったわけで。。(ただ、ミーティングでも紹介した例の上杉鷹山の本を途中で読み返しちゃったので、こっちは遅くなりましたが。。。)
デジタルネイティブとは、生活の中であたりまえのようにインターネットが存在する世代。すっごくざっくり言うと、平成生まれ。
その逆のデジタルノンネイティブは、生活する中でインターネットというものが出てきて、試行錯誤しながら使ってみてきた世代。ざっくり言うと、昭和生まれ。
例えば、テレビは昭和28年に放送スタート。うちの親の世代であれば、そうとうありがたいものだと思うが、私からするとテレビはあって普通のものという感覚だ。そして、大学時代の連絡方法は「どこどこの掲示板(ネット掲示板ではなく、もちろんリアルな板のことですよ)で連絡を取る」というような状況だったり、調べ物は当たり前のように学校の図書館や複雑なものだと国会図書館まで行っていた私からすると、メールやWebでポンという状況は非常にありがたい感覚だ。
ネイティブとノンネイティブの違い。。
そして、デジタルネイティブが増えてきたからこそ、ビジネス構造が変わりつつある。
プロフやリアルのように、ネットを「あたりまえ」のように個人情報ツールとして利用する形態がノンネイティブには「個人情報が危険」として理解されずとも成功をおさめ、その一方でノンネイティブがこれはいいだろうとテレビの進化系としてのネットを想定して作りこんだ某映像サイトは失敗した。
この違いはネイティブの発想ができるかどうかだ、と。
ビジネス構造の変化に備えるための次の一手とは・・・