プレゼン7つ道具|その3「黒曜石」

Category: プレゼンのコツ

プレゼンテーションで私にとっての7つ道具、3つ目は黒曜石(こくようせき)です。
聞きなれない言葉ですよね。説明はのちほど。

実際のプレゼンにおいて、パソコンでボタンを押しながらページをめくるという方法もありますが、パソコンの前ではなく観客の皆さんの前で話したところです。

私の場合ですが、プレゼンテーションは映画と同じようなものだと思っています。
スライドは映画の背景であり、そこに人物が立ってこそ成立すると考えているのです。

そんな中で、プレゼンテーションで使うリモコンがありますね。ページめくりキーやレーザーポインター機能などがついているものです。あれでもよいのですが、持っているときに手が使えなくなったり、ボタンが多くて間違って押しそうになることもあります。
私が使っているのは黒曜石です。ページを送ることに特化した作りになっていて(もちろん戻るボタンとか、画面を暗転させるボタンとかもありますが)とてもシンプル。
そして、指輪を手のひら側に向けてつけるような感じで使うので、プレゼンをしているときに何も持たなくていいというのが気に入っているポイントです。

ちなみに、、、私のプレゼンテーションでは「レーザーポイント」は絶対に使いません。
私はレーザーポインターはプレゼンの質を下げてしまうと考えているので利用していません。
レーザーポインターとは、教科書で勉強するときの蛍光マーカーと同じようなものだと思っています。
つまり、そこに線を引くことで分かった気になるけど頭に入らないということ。

レーザーポインターで光っている点に目が奪われることで「情報や文字」ではなく「点」を見ることになって、結果として情報が頭に残らない傾向があります。

さらにプレゼンの姿勢でいえば、右手にマイクをもって、左手にレーザーポインターをもつ、なんていうことになれば、両手がふさがれて手による表現をすることができないから使わないのです。