ロゼッタストーン。
歴史的価値のある石。
縦1m強、横70cmぐらい、重さ760Kg。
エジプト・紀元前のプトレマイオス王朝時代のことが記されていた「大きな石」。
刻まれた聖刻文字は1419文字らしい。
源氏物語。
歴史的価値のある紙。
54帖。たぶん総重量10Kg以上。
平安時代、1000年ごろ紫式部が書き始めた世界最古の長編小説と言われている。
総文字数は、約150万文字という調査がある。
フロッピーディスク。
歴史的価値のある磁気。
1970年、パソコン向けにIBMが作ったフロッピーディスクが登場。
当初は8インチサイズで、容量が128キロバイトだったという。
半角英数で13万文字まで入るという計算になる。
USBメモリー
256MBで計算すると、半角英数で3億文字弱入る。
先日発表になったディズニーDVDのマイクロSD版。ティンカーベルの映画の映像が512MBの中に収まっている。
今やギガ単位で入るもっと小さいマイクロSDなどがある。
すごい技術だ。
さて。
石は水にも、火にも強く、2000年以上たった今でもその歴史をたたえることができる。劣化が少ない。
紙は保存によってではありが、劣化がでてくるものの、その修復をすることが可能だ。
磁気になって、劣化はしなくなり、長期的な保存が可能になった。
その代り、中身を見るには別の機械が必要となり、その機械がなくては見れなくなった。
石や紙に比べて、ちょっとした傷でも命取りで、修復するのが困難になった。
便利さとともにリスクも受け入れることになったのだ。
そして・・・ここでやっと本題に戻ろう。。
USBメモリーの話。
パソコンを落としてしまい、その衝撃をUSBメモリーが直撃で吸収してくれたことでパソコンは安泰。
しかし、USBメモリー破壊。。。。
ロゼッタストーン並みな重要さと、源氏物語並みなストーリー性をもった、数々の企画書、まったく読み取れず。。。
無反応。
やってしまったーーーーーーーーーーーー。
歴史は取り戻せないってこった。。。ハぁぁ。。