幼稚園にて父の会、園長先生の話を聞く。
1時間ぐらいのお話の中の1つが、
「夢は捨てていくものだ。。。」
幼稚園児に大きくなったら何になりたいか?と聞くと、
「ウルトラマンになりたい!」とか
「ピカチューになりたい!」とか
普通になれると思って夢見ている子がいる。
そういう子でも、小学生になると、
「プロ野球選手になりたい!」とか
「Jリーガーになりたい!」とか
一般的になることが可能なものに夢が変わってくる。
しかし、さらに成長すると、その夢は、
「野球は好きだけど、食べていくほどではない。
食いっぱぐれない公務員になりたい」とか、
現実的な選択をすることになっていく。
あることを選択すると、他の夢を捨ててっている。
その選択の過程で成長するし、自分で良い選択をできるように成長させたい。。
というような話だった。
たしかにその通りだし、自分で捨てる選択もできるように成長してほしいと。
でも、ふと思う。
自分もそうだったのか?
幼稚園のときは「先生になりたい」
小学校の文集では「ゲーム会社でゲームを作る」
中学校の文集では「テレビ局のディレクターになりたい」
高校時代は「テーマパークやアトラクションをつくりたい」
むしろ、小さい頃のほうが現実的で、非現実的な夢へと走ってきた人生だった気がする。。
ランディ・パウシュ教授の「最後の授業」みたいだが、
彼と同じように、思い描いたこれらの夢はなんらかの形で全部叶えてきた。
それは運が良かったからなのかもしれない。
でも、それでもいいんじゃないかなぁ。
やっぱり夢はあきらめたら、それで終わりだから。