ゲストにとって、買い物はストーリー。必要なものを補充する作業ではなく、様々なものから選んで自分らしいものを選ぶ行為なのです。
だから、どうやって自分のストーリーに沿う、価値観が近い商品なのか、サービスなのかは俯瞰するときに重要な要素なのです。
「無農薬にこだわった野菜」「こんな気持ちを込めて作った洋服」「素晴らしいホスピタリティ溢れる接客をしてくれる場所で買いたい」など。生産者の顔が見える商品なども同じ。企画者や生産者自身の価値観を伝えることで、それがゲストに近いかを見ていただくということなのです。
ネットでもfacebookで出てくるのは友達の投稿した情報。ニュースまとめアプリでもで出てくるのは自分が読みそうなニュース。ネットは万人への画一的な情報提供から、価値観に近い情報が選別されるように変わってきました。
リアルだって同じことで、価値観が近いもので満たされたいという願望がより強まってきているのです。
さて、この価値観が近いということを色々な言い方をすることができます。
・琴線に触れる
・ときめく
・WOWと感じる
・驚きがある
企画を見てときめけるか、WOWと感じられるか、もう一度この観点からValueを見てみましょう。
それがなければ、いくら情報があっても、いくら目の前に商品があっても気に止めていただけないのではないでしょうか。