忘れがちだが、リスク管理っていうのが必要だ。
といいつつ、気にしすぎると物事は決められない。
「ダヴィンチ・コード」も、キリスト教関係者からの反発や上映反対運動などが起きていたが、気にしていたらそもそも映画化できなかっただろう。
実際のところ、反発はあたりまえのように想定内されており、反対派専用のリスク管理チームが調査・対策を実施し、例えばトムハンクスには宗教観を聞かれても「これは映画だ」という発言しかさせないよう徹底していた…というのをどっかの記事で読んだ。
リスク管理、必要だよなぁ。
いっぽうで、昨今騒がれているシンドラーエレベーター。
エレベーターが止まったというクレームに対して「夏で熱いから」とか「使いすぎです」と答えていたらしい。
リスク管理っていうよりも、会社として機能してないよなぁ。
(あ、写真はシンドラー社製じゃないです)
これに関連して気になっているのが、オリエンタルランドの"とばっちり"リスク管理。
シンドラーエレベーターはいまや「呪いのエレベーター」と呼ばれている。
呪いのエレベーターといえば…今年9月オープン予定のアトラクション「タワーオブテラー」。
この時期に告知/宣伝していくのはあまりに印象が悪い。
話はとぶが、N社時代にお化け屋敷企画で「失われた首を見つけるお化け屋敷」という内容で作っていたところ、神戸で首切断の狂気事件が起きたため、企画内容や造形物、音響など全部1ヶ月で作り直しというようなことがあった。
そんなことを経験しているがゆえに、オリエンタルランドがどういう対応をしていくのか気になっている。