表参道駅であのスタンプラリーを発見。
そしたら、そこに「この台紙どこで買えるのかなぁ」という会話をするカップルに遭遇。
説明書きを読んで近くの駅務室へと進み、数分後にはスタンプラリーキットを買って戻ってきた。
おお!22時すぎからスタンプラリーはじめちゃったよ。
しかも次は隣の渋谷に行ってスタンプを押すらしい。
まさか今日完成させようという心意気ではないと思うけど、この時間から始めるのはすごいね。
それにしても、日本人はなぜスタンプラリーって好きなんだろう。
前の会社でアトラクション予算がないのに何か企画しろと話がきたことがあった。十分なお金があっていいものができるのは当たり前、金がなくても知恵でやったる!とプロ根性が疼く。そんなときにも行き着いた要素がスタンプラリー。ラリーを組み合わせてイベント仕立てにしたことがあった。これが意外に大人気になったのだ。
日本人がスタンプラリーを好きなワケって・・。
・小学校の夏休みでラジオ体操に行くと押してもらったスタンプで幼児時期からすりこみが完成しているからなのか。
・日本の縦社会会社の決済には担当者⇒主任⇒課長補佐⇒課長⇒…略して…⇒社長のスランプラリーが必要で、これが遊びで楽しめることのギャップに面白みを感じているのか。
・さらに昔、年貢を納めるときに台帳に印をもらった習慣からなのか。
・四国88ヶ所を廻るお遍路さんで各札所でお経をおさめた証しとして証納経帳に朱印をもらう慣習が、具俗化されて全国に広まったからなのか。
・さらにさかのぼって、漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)の金印に相当の価値を感じ、印鑑文化が根付いていったからなのか。
いずれにしろ思った以上の達成感が得られる効用があるからか。