読みました、ユニクロ会長・柳井正氏の「一勝九敗」。
ユニクロの誕生から急成長、停滞から再生への道のりをつづった、会長が見た社史と経営論と組織論のようなもの。
ほぉぉ、読むほどに現在のチームとダブらせながら読む章が多くて興味深かった。
ユニクロが急落した、というときにみながユニクロバッシングのようになっていた。急成長した企業は、通常の成長軌道に戻る過程でも「急落下」と思われるし、その会社の動向に正確に把握できなくなっていく者は自分と現状のギャップにきづかなくなっていく。
それにしてもユニクロは数多くの失敗をしてきたものだ。
ただ、失敗をきちんと認めて清算してこらたからこそ、現在のユニクロがあると思う。
一勝九敗。
そうはいっているが、柳井氏にとっては九敗こそが財産になっている。
そんなでかい人になりたいもんだなぁ。