銃社会の話を書きましたが。
銃を2度持ったことがあります。
1度目は、アメリカにホームスティした時に射撃場にて。
オリンピックなどでもある、お皿が飛んでいってそれを撃つというもの。
25枚中15枚に命中して、初めてにしてはすごいことになった。
で2度目がこの写真のとき。
以前、パーティーで発表しましたが、タイの山岳地帯に卒業旅行に行ったときの話。
少数民族の村に行こうと、現地でガイドを頼み山を進んでいたときのこと。
ガイドが1名のはずが後ろに1人増えている。
銃を持っていて、警備がものものしい感じだ。
何時間も歩き続けるので、その途中で休憩しているときに、銃を借りて撃っているふうな写真をとったりしていた。
が、いつの間にやらいなくなり、その夜、最初からいたガイドが言ってきた。
「きみたち、あの人と写真とってたよね?」
「とったよ」
「フィルムを貸してくれ。街に行ったら返すから」
「なんで?」
…状況をきくと、実は後ろについていたのはガイドではなくて、隣のミャンマーから来たと思われるテロリストだったらしい。
そして、銃を持っていたのでガイドとしては何も起きないように、何も言わなかったけど、もしかしたら銃で襲われかねなかった…ということだったらしい。
ガイドと思ってフレンドリーに接していたのがよかったのかどうか。
でもって、その写真の話にもどると、現像されて空港に手配写真として使われていたらしい。
帰国時に間違ってつかまらなくてよかったが。