言葉というのはすごいもんだ。
たった一言で、まったくイメージがかわる。
例えば、キリン一番しぼりでやっている47都道府県別のプレゼントキャンペーン。
埼玉は、「深谷牛・彩の国黒豚」。
聞いたことねーと思いつつも、「深谷牛」って書くと、なんか「神戸牛」とか「近江牛」みたいなもんじゃないかって、うまいんじゃないかって思えてくる。
レストランでも「きこり風サラダ」とか「小悪魔風コロッケ」とか書かれると、思わずたのんじゃいたくなるような感じ。
で、今日関心した表現手法。
シルク ドソレイユの座席には4つのランクがあり。
・プレミアビュー
・フロントビュー
・レギュラー
・オーバービュー
そしてオーバービューにはこういう説明が書かれている。
「ステージ全体を最もワイドに楽しめるエリア。」
そうか、最もワイドに楽しめるなんてすごいな!と思うが、これは表現を変えると「一番はしっこ、すみっこの列。ステージから一番遠い。」ということだ。
否定的なものを肯定的に言うのも企画力のひとつなり。