最近特に気になるロゴがある。
「セブン&アイ・ホールディングス」のロゴだ。
いたるところで見るようになった。 セブン&アイのグループには「セブンイレブン」「イトーヨーカドー」「デニーズ」などが傘下にある。
そして、事業提携先としてミレニアムリテイリンググループの「そごう」「西武百貨店」がグループになった。 その動きの中で「7i」の文字がイトーヨーカドーのメイン看板や、デニーズの集客用看板にも登場。
あのハトのマークは消えていっているし、Disneyと読み間違えるようなデニーズの文字も小さくなっていっている。
そしてまるで、「セブンイレブン」がそこにあるかのごとく「7i」マークが堂々と掲げられている。 どうなんだろう。
「7」のマークはあまりにインパクトが大きいので、イトーヨーカドーが「でかいセブンイレブン」に見えるし、7マークがあるのに「食事しかできない不便な場所(=デニーズ)」と思う人も少なくないのではないか。 ブランドやロゴを統一するのは、社員にとっては「グループ」という意識統一で必要かもしれないが、消費者からすると何のことやら分かりにくい施設/サービスになっていってしまっているのではないかと思われる。 リ・ブランディング。
価値を再構築するという考えを忘れると、ただの名前変更で終わり混乱を巻きかねないかもしれない。
7のように。