100人に1人タダ!という商法

Category: 【●ディズニー企画チーム時代の雑記】
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いまさらですが、さおだけ屋はなぜ潰れないのか? を読みました。
なるほどねぇ。からくりが分かると、そっか、ということなのだけれど、
その発想ができないと業界としておかしくなってしまうからねぇ。

発想といえば、この本の中で驚いたのが「100人に一人タダ!」というような話。
すごいなぁと思っていたのだが、解説を読むと発想の逆転だということがわかった。
たとえば、100人全員に1%引きします…というとインパクトがない。
これを1人にまとめると、1人に100%引きします、他の99人は割引しません、つまり100人に1人タダ!ということになる。
結局、やっていることは全員1%引き、ということで、通常のセールなんかよりもセコイ商売なのだけれど、宣伝手法のインパクトですごいことをやっている気がしてしまう。

表現の違いだけでこの差が生まれる。
ちょっとした発想の転換、日ごろから必要だねぇ。