本日のカンプリア宮殿の出演は、加賀電子社長・塚本勲氏。
電子部品という黒子商売なのだが、その本業の拡大戦略もすばらしい。電子といえど、基本姿勢というか、根幹にあるものは人間性なんだろうと感じた。
それだけでなく感銘したのが、企業成長のエンジンが人材だというように、社員が提案したビジネスを任せてみるという精神が実践されていること。考えてみろということはいろいろな会社であるかと思うが、提案の後はどうもうやむやになってしまうケースが多いと思う。
この会社は、明確なルール化で、3年で黒字、5年で赤字解消すること、達成できなければ、責任として減俸。ただ、6か月経過したらその失敗はチャラになって、心機一転再チャレンジできるというのだ。
この制度で、ゴルフビジネスやカレー店の経営など、全く電子じゃないことにも投資し、社員のチャレンジを応援している。
カレー店を提案して、自ら社長となった方は、楽しみも苦しみも面白いというようなことをコメントされていた。
その気持ちを少しでも感じてもらえるようにしていかなければ!