失敗に導く七人のこびと

Category: 働き方改革
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企画をしている時に大小様々な落とし穴があるのはごく普通なことです。会議でも実行フェーズでも、この落とし穴をどれだけ埋めることができるかは大切なポイントになります。
そして、この落とし穴ですが「7人のこびと」が掘っているかもしれません。
あなたの頭の中にもこのような落とし穴がありませんか?

●思いつかない
(1)斬新さを思いつきたいDopeyが掘る落とし穴
・「誰もが思いつかなかったこと」を思いつきたいが、結局出て来るアイデアに斬新さがないと感じてしまう
・そもそも知識がないジャンルについて発想しようとして、前に進めなくなる
・オリジナリティ、差別化、独自性という言葉がプレッシャーに感じる
→企画は組み合わせであることを見直そう

(2)周りを気にしすぎるBashfulが掘る落とし穴
・発想を発言できる雰囲気ではない
・1人の発想家がいて、それ以外の人は発想しなくて良いという状況にある
・部署を越えての意見交換がタブー視されている
→企画をする環境を整える必要がある。

●企画のベースが出てもまとまらない
(3)ひとまず否定するGrumpyが掘る落とし穴
・ブレストをしてアイデアを出している段階で、意見の品評会にしてしまう
・ブレストを企画の場と勘違いし、数値や具体的提案がないと言ってしまう
・口癖が「でもさ~」「そんなの無理」「ムダ」
→誰もが企画に向いているとは限らない。出番を変えてもらうということも必要。

(4)始まったら止まらない人Sneezyが掘る落とし穴
・思いつくことそのものが楽しくなってしまい、ポンポンアイデアを出すが、企画にしていない
・その派生形で、「アイデアが先にありき。目的があとに。。」となって、企画趣旨が分からなくなる
・良いと思うネタがたくさんあって、それを全部(複数)盛り込もうとするがまとめきれない
→立ち止まって、視点を変えて何が良いのかを見直す必要

(5)眠らせちゃうSleepyが掘る落とし穴
・企画を眠らせてしまう
・アイデアを出すことだけで満足してしまい、誰が何をするかNEXT STEPが確認されていない
・企画書ができることで目標を達したと満足してしまい、結果を出すのをわすれる
→企画書の作り方や目的をもう一度見直そう

●基準がなくジャッジできない
(6)顧客の幸せで判断するHappyが掘る落とし穴
・顧客が誰なのかを理解できていない、顧客の現状を分かっていないまま判断しようとする
・顧客価値を理解しないまま判断しようとする
・顧客価値という言葉があるだけで安心している
・顧客向けだといいながら、どうライバルと戦うかしか考えていない
→何を目的として企画をするのかを再度確認しよう

(7)権威で判断してしまうDocが掘る落とし穴
・数値が全てという判断基準となる。逆に、数値の説明が全くできずに事業予測を提示できない。
・過去の成功体験と比べて考えてしまう、前例がないと進められないし、新しいものは受け入れ難い
・ひとまずやってみようという文化がない
・判断できないのでゴーサインを先送りする
→何を恐れる?企画を信じ、部下を信じて、改良し続けるのです。

今までの経験で当てはまるものがあるのではないでしょうか。
ですが、こんな7人のこびとによる落とし穴の失敗は可愛いもので、何度失敗したって修正できる方法がある、ということを心構えとしてもっておくとよいでしょう。
7dwarfs
ウォルト・ディズニーもこのように述べています。

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“To some people, I am kind of a Merlin who takes lots of crazy chances, but rarely makes mistakes. I’ve made some bad ones, but fortunately, the successes have come along fast enough to cover up the mistakes. When you go to bat as many times as I do, and continually improve upon your mistakes, you’re bound to get a good average.”

中には私の事をマーリン(魔法使い)のようだと言う人がいます。沢山のチャンスに恵まれ、めったに失敗をしない人なのだと。
しかし、私だって失敗をしたことがあります。ただ、幸運な事にすぐその失敗を返上するだけの成功をおさめてきたのです。
私のように、たくさん打席に立って間違いを直し続ければ、良い打率を残せるようになるはずです。

ウォルト・ディズニー

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私はディズニーのプロデューサーとして沢山の【夢】と【魔法】を作ってきました。お客様に見える部分は夢と魔法ですが、それを提供するまでの過程は失敗と改良、データや努力の積み重ねなのです。

この可愛い「7人のこびと」とうまく付き合いながら、企画を進めていきましょう。

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