ところで、わざわざ企画書にするのはなぜでしょうか。
上司に報告するためですか?考えを整理するためですか?
一言で言えば「シミュレーションするため」です。
アイデアを目に見えるようにすること、そしてゲストがどう体験するのか、どう思うのかシミュレーションするために紙の上でシミュレーションするのが「企画書」です。
企画書を描くことで、3つのことができます。
・整理する)ゲストの現状と理想像、理想像と完成とのギャップを整理することができる
・実現確認)ゲストが欲しているものが本当にできるのか、実現性を確認できる
・共感する)完成した予想図を誰もが目に見えるようにし、利用・使用シーンの疑似体験ができる
この結果として承認する、実際に作るというプロセスに移っていくわけですね。
どのような企画でも、このシミュレーションがきちんとできていれば、成功しやすいでしょう。その最も簡単な方法が「企画書」なわけです。
どうまとめるのがシミュレーションしやすいのか、書いていくわけです。