ディベートとディスカッション

Category: 働き方改革

似て非なる2つのこと。
ディスカッションの目的は、話の中から1つのものを作り上げること。
ディベートの目的は、自分の側の主張が正しいと論破すること。

単なる普通の会話なのに、ディベートをしたがる人っていますね。
最近のSNSでの誹謗中傷とかもそうだと思います。
自分が正しいから、それ以外の人を叩くことは正しいという考え。。。
ディベートで例え勝っても何も生まれないし、
そこで生まれるのは、鳥瞰してみれば「価値のない優越感」と「大きな溝」だと思わけです。

ましてや会ったことも話したこともない人をたたくとか。
ディベートでしかコミュニケーションできないようならば、とても可哀そうな方だなと。

坂本龍馬は「俺は議論はしない。議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ。」と言っていたそうです。
私はこの「議論」は「ディベート」のほうのことだと解釈していますが、坂本龍馬の言う通りでしょう。

今のコミュニケーションは、ディスカッションか、ディベートか。
どっちになっているのか ふと考えると、今後の自分の生き方は変わると思うわけです。