ホウレンソウよりカリフラワー

Category: 働き方改革

報告、連絡、相談のホウレンソウが重要っていいますよね。
でも、本当にそうなのでしょうか。私はむしろ「カリフラワー」が重要だと思っています。
ITメディア様で話たお話から抜粋です。

ディズニーといえば、ウォルト・ディズニーが有名だが、実はもう1人のディズニーとしてウォルト・ディズニーの兄であるロイ・ディズニーがいる。「ウォルト・ディズニーは企画担当であり、ロイ・ディズニーは財務を担当していた。この2人の信頼関係があったからこそ、ディズニーの企画は成功した」

在籍当時のディズニーのチームでの考え方では、全体の売り上げを見るのが上層部であり、顧客満足度を考えて目標を積み上げるのが現場の企画者であった。「目指したい組織は、イノベーションを起こせる組織、行動力のある組織、失敗できる余裕のある組織である。そのために必要なのは、”ホウレンソウ”より”カリフラワー”である」。
hourensou
ホウレンソウとは上司・部下でのコミュニケーションにおいて必要とされる、報告、連絡、相談のことであるが、それは経営者視点の考え方であり、上司が進捗管理をするのに有効なもの。一方、カリフラワーは同じコミュニケーションでも、仮説を話す、フラっと雑談する、ワーニングを出すことが重要という考え方で、企画を推進のためのものである。そのためには、机上の議論よりも実践ができる信頼関係を作り、スピードを重視することが必要になる。

ちなみに、カリフラワーはディズニー用語ではなく私の造語です。