在宅でのコミュニケーション

Category: 働き方改革

在宅勤務になって、お互いに顔の見えないコミュニケーションとなった時に、色々と普段とは違うことに戸惑うことがあると思います。
機能的な不十分さはもちろんですが、画面を通しての無機質なコミュニケーションへの不安感などもつのってくることもあるでしょう。

そんなな中でのエピソード。
ある日の出来事です。
メールで「●●をしてもらってもいいですか」という連絡がきました。

これを「大畠さんに●●を依頼していいですか?」の意図と思ったのですが、
実は「みんなに●●するようにお願いすることを、大畠さんから許可もらえますか?」という意味だということがあとで分かり、思わず笑ってしまいました。

これはまったく問題ない笑い話で終わることでしたが、文字だけで伝えるというのは難しいものです。

文字だけだと意図と逆に伝わったり、自分の本意ではない印象の伝わり方をして誤解や勘違いを生むこともあるでしょう。
こういう時だからこそ、「相手視点で考えると、どう伝わるだろう」というのを大事に考えるのが必要ですよね。

メールもひとまず文章を作ってみて、頭をからっぽにして相手視点で読み返してみると伝わりにくい、誤解されやすいことが見えるはず。
(私の場合は、落語をたくさん聞くことで、Aさん・Bさんの2人の掛け合いをイメージするようになったので、その中で視点切り替えを練習しました。。。)

また、メールなどのテキストでのやりとりだけでなく、例えば資料もそうですね。
最近は電話会議で事前に資料だけ送っていた李、またはTEAMSやZOOMなどでのツールを経由して資料を一緒に見るケースがありますよね。
普通に会議室に一緒にいれば、レーザーポインターで示したり、指で指し示せばすぐ伝わることが、伝わりにくかったりすることでしょう。

例えば、資料にあえて項目番号をふる、色を変えるなどすることで、
「5ページの⑦の件ですが」とか「右側にある赤い部分を見てください」とかで、見る場所を誤解することなく伝えられるでしょう。

ちょっとした相手視点をすることで、コミュニケーションが1ランクあがるはずです。