ウォルマートが韓国からの撤退を決定したというニュースが今日入ってきた。
1998年に韓国進出し、16店舗を展開たものの、成績があげられず大幅な赤字が続いていたらしい。
韓国ではカルフール（フランス）が4月に撤退している。
韓国のビジネス風土を理解することは、ウォルマートにもカルフールにも難しかったらしい。

日本でも、2002年に西友を買収したが、ウォルマートが、土日の大量購入の促進や、折込チラシの廃止など、アメリカ流のやり方を強要したために一気に西友は衰退することとなる。すぐに日本の風土に合わせた日本流ビジネスに戻して一命をとりとめたが、アメリカ流を押し通していたら、いまごろ西友はどこかに売却・合併されていたかもしれない。
ビジネスチャンスを逃さないようにするにはこりゃいかに…

国内ですら地域が離れていたらその風土を理解しずらいのだから、さらに難しいだろうねぇ。
（たとえば、沖縄ではケンタッキーのチキンがいろんなお祝い事の引き出物やお返しに使われていたりするらしいけど、東京じゃ理解できないよね。）

参考。ウォルマートの「サム・ウォルトンの10ヵ条」
①自分の仕事に夢中になろう
②利益をパートナーと分かち合おう
③パートナーがやる気を出すようにしよう
④できるかぎりすべての情報をパートナーと分かち合おう
⑤よいと思ったら惜しみない賞賛を送ろう
⑥成功を喜び、失敗の中にユーモアを見出そう
⑦すべての人の話を聞こう
⑧お客さまの期待を超えよう
⑨競争相手よりうまく経費をコントロールしよう
⑩流れに逆らって泳ごう