伝染歌

Category: 【●ディズニー企画チーム時代の雑記】
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すごいなぁと思う人の一人、秋元康。

才能を如何なく発揮して、作詞だけでなく、テレビ番組のプロデュースや歌手の育成、本も出している。

そんな中、秋元康氏がホラーを書いたというので読んでみた。
伝染歌(でんせんうた)。
歌うと死ぬという謎の歌をめぐる物語。

歌をテーマにした時点で、秋元氏にとっては「3度おいしい」ことが確定する手法だからすごいよね。やっぱり企画のプロ。
内容については、書き方が独特で、具体的なイメージをしやすい商品名や場所を使っているのが特徴的だった。マーケティング手法や別商売をしやすくしているところも秋元流といえるかなぁ。

…でも、読めば読むほど駄作に・・・
だんだん、別の仕事が忙しくなってやっつけになっていった感じが。
うむ・・・

まあ、企画マンとしては良いということで。

ちなみに、この伝染歌の元になった実話。
1933年、ハンガリーのヤーヴォル・ラースローによって「暗い日曜日」という曲があって、この曲を聴いた人が自殺したとい都市伝説が残っているが、本当のところは定かではない。
ただ、何かしらの理由によってラジオでの放送が禁止されたということは残っているという。
そんな「暗い日曜日」だが、ネットで検索すると、その曲をYouTubeで配信しているという・・・
怖くて見なかったが、怖い時代になったもんだ…