3人の企画者の意見

Category: ブレストのタネ
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最近みた3つの異なる媒体の記事についての話。
バラバラの記事なのに、意見が共通していて興味深かった。

全く違うジャンルだが企画者として経験をつんできた人たちのインタビュー。

どれをとっても、企画者の信念があり、それであるから「自分が企画だ!」という内容と自信を持っている。
それであるがゆえに、0からのものづくりをしている人たちなのだと思う。

ときにはデータは必要だが、いつも通知表を気にするこどもになってしまっては、普通の、平凡な感じになってしまうではないか。

以下、その3つのお話。
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■「金鳥」のキンチョールジェットのCM担当者の話が雑誌に載っていた。
企画者の自信が、良い広告を生むのだ。

略) 伝えたい要素をいくるも詰め込むと、商品イメージがぼやけてしまう。
それに対して提案された企画書は、手書きのコンテ数枚。
その中で最も分かりやすいものを選んだ。
ありがちなマーケティングデータや膨大な資料はしょせん自己満足。
日用品だからこそ、幅広い消費者に親しんでもらえることが大事なのだ。

メッセージを楽しく、分かりやすく伝える。
これが金鳥流の広告手法。

彼らの思想の根幹には、商品に対する絶対的な自信がある。
だからこそ訴えるポイントは限りなく少なくできるのだ。

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■夏野さんが語る「アンサーだけでは新しいものは作れない」
(日経ネットより)

今は部品、パートナーや人材、会社までネットで調べて見つけられる。それが標準化されていて組み合わせることができる。そうなると、リーダーの役割は積み上げをしていくのではなく、製品の方向性を示すことになってくる。「これをつくるんだ」という信念をもっているリーダーがいて、その人が経験と信念と実力を持っていれば、とんがってワクワクしたものができる。

 しかし、いまの日本のメーカーやキャリアはケータイやデジタルデバイスをよく知っているとはいえない人がリーダーであったり、会社の経営者だったりする。

 そうするとなかなかとんがったものをつくれない。その商品に対する信念、そのサービスに対する執念がないと、自分の判断に自信が持てなくなり、すべてアンケートやマーケティング調査に頼るようになる。

 「お客様の声が……」というようなキャリアには新しいものなんて出せない。現在のお客さんの声をいくら聞いても、お客さんは未来のことまでは予想してくれない。お客さんの声を参考にするのは構わないが、頼るのは難しい。

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■「ピクサーの監督、マーケ報告書を捨てる」
(エイガドットコムより要約)

ピクサーの最新作「ウォーリー」の監督アンドリュー・スタントン氏は、ニューヨークタイムズ氏にこういったらしい。
「観客のことなど考えたことはない。マーケティング報告書を持ってこられても、いつも見ないで捨ててしまうよ」。
だが、ここでスタントンが言おうとしているのは、「マーケティングに頼った映画作りはしない」ということだ。実際、ピクサーの作品を見ていると、何より作り手がまず自分たちが好きなことをやろうとしているのがよく分かる。つまり自分たちが楽しければ、きっと観客も楽しんでくれるはずだと信じている。彼らは観客の知性を信頼しているのだ。
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どれも真の企画者たちの発言だと共感。

間違ってはいけないのは、意見をきかないんじゃなくて、信念を持つということ。

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