タンジブル。
デジタル情報といった形が存在しないものを、触ったり五感で知覚できるようにすることをそういうんだそうだ。
そんなことに関係あるニュースを発見。
JR東海の運転手さんは、おもちゃのプラレールを使って訓練をしているのだという。
プラレールをおもちゃの線路上を手で動かしながらガタンゴトンしているらしい。(ガタンゴトンと言っているかは定かではないが、おそらく言ってないだろう。。。)
運転している視点とは違い、このプラレール訓練によって上空から運転状況を擬似認知することができるというものだ。
この訓練のきっかけは、技術が進歩してかつ実際の車両を使っての訓練が困難ということで、低コスト(1万円もしないらしい!)でどうやって全体認知という問題を解決するかということで、導入されたという。
実際の列車や全40の実際の駅と路線を再現して、そこで例えば、無人駅から人が転落していた場合の対応とか、連結とかを、運転席や実際の運転では感覚が難しいことを実体験できるというのだ。
視点がかわるということだけでなく、
日ごろからの問題意識を作る、という意味でも、興味深い発想だとおもう。
ま、わたしのデスクのプラレールは全く持ってそんな「タンジブル」な意味を持っていないわけですが・・・。