そういえば、あの公約もどうなったんだろう。
中国からパンダを借りるという話。

福田さんの辞職でなくなってしまったんだろうか。

東京新聞によると、パンダがいなくなった上野動物園がピンチなのだとか。
60年ぶりに、年間入園者数が300万人を下回る危機になっているらしい。

90年代からほぼ年間入園者数が横ばいで推移してきたようだが、
今年の4月以降、月間別入園者数が前年比約8割となっているようだ。

一方、人気の旭山動物園は8月までで152万人、上野動物園を超すのは必至なんだとか。

客寄せパンダ、という言葉あがあるけど、パンダがいなくなったとたんお客さんが来なくなる、というのはあまりにもパンダに頼りすぎ。

新しいジェットコースターを作って、それが人気がなくなるととたんに先行投資の借金だけ残るという経営をしてきたようなパークが90年代にいくつもつぶれていった。
動物園もつらい時期があったけど、旭山の生態展示（行動展示だっけ？）の方法をはじめ、夜間の動物園を開放したり、さらに宿泊して夜の動物をみようというアイデアで集客しているところもある。
上野は王者パンダに頼りすぎてしまった。

パンダがいなくても来てもらえる動物園、
それが真の動物園であり、行く価値があるところなんだろうとおもう。

アイデアひとつで、集客できる。
「パンダ」はいなくても、自分が「パンダ」をつくることができればいいんだから。