iPhoneでゲーム会社は??

Category: ブレストのタネ

先日、デジタルネイティブの話を書いたが、娘にiPhoneを渡したら、手描きのお絵かきソフトを使って何か書き始めた。息子は地図を拡大することを、親指と人差し指で拡げるしぐさでなんて言うことなくやりとげた。すごいもんだ。。。そんな中、私はマニアックなソフトをダウンロードしてみた。115円。ジェットコースターのコースを自分で作って、それをCGでシミュレーションして乗車しているかのようにみせてくれるソフト。本当に遊園地で乗っているようにリアルで、意外にも画面を見つめていると気持ち悪い。。。ほかにも、iPhoneを持ちながらジェットコースターに乗ると「G」を測ってくれるなんていうソフトもある。。すごい。。。

さて、それはともかく、今日の話題。

日経で載っていた記事で、iPhoneはPSPに台数が迫ってきていて、ゲーム業界のビジネス構造をかえつつある、というのだ。

PSPが約5200万台。iPhone+Touchで約4000万台。

配信されているiPhone向けアプリが、5万2千本で、うち9700本がゲーム。その4分の1が無料で、半分が1ドル以下。2.99ドル以上はたった6%程度しかない。

そして、ゲームの半分は1000人も使われていない一方、ヒット作となる10万本以上売れているのは5%程度だという。115円アプリと計算して、10万本売れたとすると、1150万円-30%手数料=約800万円。

このような状況では、確かにゲームの大手会社が開発しようとすると800万では赤字だろう。その一方で、学生とかがちょろっと作ったものが全世界でダウンロードされていたりする。

iPhone戦略のカギは、スピード感か?「企画して、ユーザー調査して、・・・」と時間と労力をかけていたらもとがとれないが、「ひとまず、やってみよう。だめなら他のことをしよう」というぐらいのチャレンジャーがメジャーになっていけるプラットフォームなのかもしれない。