入学試験の話

Category: 【●ディズニー企画チーム時代の雑記】

神奈川県立神田高校の入学試験で、テストでは合格基準に達していたものの、服装や髪形がNGということで22人が不合格なっていたことが分かった、といって問題になっている、らしい。

でも、これって、普通な気がするんだけどちがうのかなぁ?

入社試験でも、入学試験でも、知識がある人が通るのではなくて、入ってほしい人を通すという試験。

例えば、入社面接では、会ってから長くても1時間ぐらいしか話さずにその人に会社の未来を託す契約をするわけなので、長く信頼できる人かを考える。
発想力の確認とかもするが、その考える過程とか表情とかでも、伝わってくるものがある。

ましてや、あったとしても10分程度の面接、へたすれば面接などない入学試験だから、テスト中の態度はチェックするだろうし、少なくとも他の受験生よりも親身に受験したいとは見えないのは否めないだろう。

以前の職場で。
「「おぐし」を知らずに「髪」を使うな。」と言っていた。
現代の接客でも、「お客様、おぐしが・・」なんていう機会は、まずないだろう。
ただ、いつなんどき正確な言葉を使う必要があるかわからない。
「おぐし」という言葉を知っていても、お客様の状況に合わせて「髪」という言葉を使うのは問題ない。
が、「髪」しか知らずにいるのでは、「髪」を正確に使えてはいない。
それがオレ流だ、ではすまないことも多い。

自分のスタイルも必要。ただ、それをあえて合わせるときも必要かと思う。